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2016年1月27日水曜日

25. ヌーソロジーの基本用語

さて、ヌーソロジーの用語は難しいと言い放った上で、まずは、そのヌーソロジーの最も基本的な用語をざっと説明しておきましょう。ヌーソロジーの提唱者である半田広宣氏の既刊の著書『2013:シリウス革命』(たま出版)(以下、『シリ革』と略す)p.28p.29からピックアップしてみましょう。

●負荷――存在を作り出すための第一の力のベクトルのようなもの。

●反映――負荷の反作用として生じる第二の力のベクトルのようなもの。

●対化――読んで字のごとく、「対に化ける」ということ。基本的には負荷と反映の関係性のことをいう。「存在は必ず二元性から生じる」などというときの「二元性」の意味のこと。

●等化――読んで字のごとく、「等しく化する」といった意味。オコツトからの交信においては、よく「対化の等化」という言い方で使用される。対化の等化とは、二元化したものを再び一元へ統合するというような意味である。

●中和――等化が生まれるときに自動的に生じる反作用のこと。等化の反対物。二元化したものを一元へと統合するときに、その反作用として等化作用自体を再び反映に持っていく働きのことをいう。

●精神――対化を等化する力そのもの。

●付帯質――精神の反対物。いわゆる対化の中和に生み出される力そのもの。別名、「こころ」とも呼ばれる。

こんな感じです。何となくわかったようなわからないような感じです。でも、ヌーソロジーを理解するのは、細かいことにこだわらず、まずはこの「何となくわかったような感じ」、これが大切なのです。この感触を大事にしながら次に進むことにしましょう。

『シリ革』p.29の欄外の註として描かれている「負荷」「反映」「等化」「中和」の図示がこれら4つの用語を理解する上で最もわかった気になれる図示です。4つ目の図として、4つの用語の関係を一堂に会したものを付加しておきました。

                 負荷・反映・等化・中和


不思議なことに、これらの図は、素粒子物理学における対称性として説明される、数学の代数学における群論のルート図形と呼ばれるものに非常に酷似しています。具体的に言えば、負荷と反映の関係は「電磁気力と弱い力(核分裂の力)を統合する対称性」であるSU(2)群のルート図形に、等化や中和は「強い力の対称性」であるSU(3)群のルート図形に、さらに等化と中和を組み合わせた図はSU(3)群の上位の群とも言うべき例外リー群G2群(八元数の自己同型群)のルート図形と非常に似ています。そのように見れば、こうした関係が素粒子物理学における宇宙の「4つの力」の統合というものと深く関係しているであろうことが想像できます。これらについての詳しい説明は、いずれ機会があれば述べることにしましょう。

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