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2020年5月1日金曜日

86. 物語としての「わたし」の由来 (2)

そもそも、この「わたし」の由来はどこにあるのでしょうか。「わたしでない」破れ目から落っこちてきたそれは、その破れ目のさらに先の全体空間の破れ目から落ちてきたとするとどうでしょうか。

cave compassの全観察子版であるPSO回路における意識の昇降関係の図を見ながら、少し考えてみましょう。

86.1 PSO回路における意識の昇降(旧ヌースアカデメイア・サイトより)

ヌーソロジー的な射影としては、こんな図を描いてみてもいいと思います。
86.2 「わたしである」地上への落下の構造

この「わたし」の成り立ちというものを、どこの国のどの地域にどの民族として生まれたか、といった社会的自己の成立背景まで含めて考えるのなら、少なくとも、集団的自己としてのψ7~ψ8を出発点とするのがいいように思います。もちろん、正確なところはそれより上位のψ13~ψ14⇒ψ11~ψ12⇒ψ9~ψ10⇒ψ7~ψ8を順にたどって降下してきたと考えるのが妥当ではないでしょうか。


○「わたし」の始まり
ψ7~ψ8(人間であることのスタート)
……4次元性が生まれる発端(4次元回転SO (4)が運動のベースとなる)
⇒ψ5~ψ6(他者由来の影が来るところ)
……自己の外面と内面が生み出る起因(3次元球面を通した射影)
 ⇒ψ3~ψ4(自己を目覚めさせるところ)
……「わたし」が到来する現場(複素数平面における電磁場という現象)
⇒ψ1~ψ2(時空を認識することから始める)
……物事の認識の開始(投げ込まれている時空に気づく)


86.3 「わたし」と社会の対峙


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